◇あぐらかいてもらっていいですか？

MIYABI：はい、あぐらかいてみてもらっていいですか。

Aさま：はい（あぐらをかく）

MIYABI：これって、前来た時っていうか一番最初に来た頃って、あぐらがかけなかったとか言ってましたよね？

Aさま：一番最初は、こっちの足（右足）の股関節が硬かったので、左はできましたけど、右はこのくらいまでしか開けなかったんです。だから、あぐらはもう全くかけると思ってなかった。

MIYABI：かけると思ってなかった？あれだっけ、飲み会に行ったりとかするときも…

Aさま：体育座りか足伸ばすかだったので結構大変だし、お行儀も悪いことになるなと思っていましたけど。

◇座敷の飲み会はいかないようにしてた？

MIYABI：座敷…椅子のときは行くけど？

Aさま：座敷のときは、あんまりちょっと行かないようにしてました。

MIYABI：座らなきゃいけないときはね。

Aさま：そうですね、はい。

MIYABI：今は別に？

Aさま：今はもうすっかり普通にこうあぐらがかけるようになって。

MIYABI：同じくらいで、左右差あんまりなくなりましたね。

Aさま：左右差なくなったんで…なんかもう、あぐらがかける日が来ると思っていなかったので、びっくりです。

MIYABI：うん、あぐらがかける日が来ると思ってなかった？

Aさま：もう来ないと思ってました、ホントに。

MIYABI：本当？

Aさま：あぐらをかこうとすると、ここが必ず痛くてちょっと怖い感じだったので、もうあぐらはかかないと思ってましたけど…

◇気が付いたら胡坐がかけるようになっていた？

MIYABI：気が付いたら…

Aさま：うん、あぐらがかけるようになっていて。

MIYABI：気が付いたらって感じかな。

Aさま：気が付いたらですね。この間お世話になって、こっちで何かしているときにかいてみて、「ああ、かけるようになったな」と思って。

MIYABI：ああ、なるほど。そうか、もうそれぐらいずっとあぐらをかかないようにしてた？

Aさま：そうです、そうです。わざと意識してあぐらをかかなかった。もう怖かったんで、あぐらはかかなかったんですけど、こんなにかけるようになってよかったです。

MIYABI：うん、よかったです。ありがとうございます。